
イラストAC えもプリさん 様
スクールカウンセラーについて
以前にダメな心理屋さんの話をしましたが、その話を年配(60代くらい)のキャリアカウンセラーの方にしたところ、
「まあ、そりゃそうだろうね。使える人は4-5人に一人だろうね」と正直におっしゃってくれました。これは私の実際の体験とほぼ同じでした。
一番難しい心理職はスクールカウンセラー
それとは別の、60代くらいの臨床心理士の方とお話したことがあるのですが、その方は、
「心理で一番むずかしい仕事はスクールカウンセラーだ」
と断言されていました。刑務所での心理職や病院等での心理職よりも難しく、スクールカウンセラーという仕事は、本来はそれらすべてを経験して、キャリアの最後に受け持つべき仕事、とのことです。それくらい難しいとのことです。
当たり外れが大きい
しかし、実際にはスクールカウンセラーはそのような経験がある人は少なく、上記のように4-5人に1人というのが実際です。私学のスクールカウンセラーも、法律上必要で数合わせのために置いているだけで、実際はそれほど機能していないところが結構あります。具体例を挙げませんが、京都のある私学の高校もそうでした。ほとんど何もできず、10人以上の中退者を出しました。ですから、私学だから、といって手厚いケアができると期待しないほうがいいでしょう。私学でも学校によってかなりの差があります。
大事なのはこちらが判断することで、「このカウンセラー駄目」と判断したら、すぐに頼るのをやめるということです。そのような判断力が求められます。
京都だとパトナが一つの選択肢
発達障害の相談等では比較的理解があるのは、京都だとパトナが比較的理解のある心理士にあたる可能性があります。
(不登校の原因が発達障害にあることを知っている先生がいらっしゃるからです。理解がない人もいます)