相手が思わず笑ってしまう

 

「すどう」の発音はほとんど「pseudo」に聞こえて、意味は「偽物」という意味になります。

相手「Are you real one?」(あなた本物ですか)

須藤さん「Yes, I am Sudou(pseudo)」(はい、私は偽物です)

というコントのような会話になる可能性があります。

 

 

 

昔ほど今の英語教育はひどくないけれど・・・・・

「学校英語は何の役にも立たない」とはよく愚痴として聞く話です。

とくに今の子供さんの親御さん世代以上の方はそのような感想を持っていらっしゃることが多いのではないでしょうか。

実際のところは、そこまで役にたたないということはないし、特にノンネイティブの外国人と話す際には学校英語は役に立ちます。

また、今の英語教育は親御さん世代のような文法偏重教育ではないので、苦行のような文法暗記は減っています。以前はセンター試験などは30問ほどの文法・語法問題が出ていましたし、それより前の共通一次などは全問題の半分以上が文法問題だった時代もありました。

現在の英語教育は「コミュニケーション英語」という科目名になっていることからも分かる通り、コミュニケーションを成立させるのが目的の教育になっています。

 

ネイティブからみて変に聞こえる日本の言葉

でも学校英語だけでは、実際にネイティブの人からみてどのように聞こえているのかわからないことが結構あります。ちょっとしたことですが、いろんな豆知識を仕入れておくと、相手の反応が読めるようになります。

例えば、日本語や和製英語の中にはネイティブからみて思わずわらってしまう、あるいはおかしい表現がいっぱいあります。そのことを知っておくと相手の反応の意味が読めたりします。

 

有名なものとして

  • カルピス

日本人の発音のカルピスはネイティブが聞くと(cow piss)に聞こえることが多いです。

意地悪な人なら「Why don’t you drink calpis」とか言って相手の反応を見てみましょう。

 

  • ポカリスエット

日本では爽やかなイメージ(女子高生が青春しているCMとか)がありますが、ネイティブの語感では「汗を飲む」ニュアンスになります。

sweatは汗という意味になります。

 

  • ホルモン

これはなぜか日本では動物の内臓の意味になってしまいましたが、英語のホルモン( hormone )は生物用語の意味しかないです。ですからホルモンを食べるとか、「えっ、男性ホルモン、女性ホルモンを食べるのか」と奇異な感じになります。

 

  • シュークリーム

「I like shoe cream.」とか言わないようにしましょう。アメリカなどでは shoe cream は高い確率で、靴のワックスの意味になります。

シュークリームは 英語ではcream puff。

 

  • ポッキー

pocky は昔のイギリス英語だと、「梅毒のあばた」という意味になるのをどっかで聞いたことがあります。まあ東南アジアでも「pocky」という商標で売っているので今はいいのでしょう。

 

他に、本人には罪はないですが、名前で笑われていまうときがあります。

 

誤解されることが多い名前・名称

 

麻生

以前 麻生太郎氏が総理大臣になっていたことがありましたが、外国人は爆笑してしまったことがありました。

日本人の発音の麻生(あそう)は高い確率でネイティブには(@ss hole)に聞こえてしまいます。

総理大臣 @ss hole  と真面目くさった顔をしたアナウンサーが言っているのをみて吹き出してしまったそうです。

 

須藤

須藤(すどう)さんも気をつけたほうがいいでしょう。

「すどう」の発音はほとんど「pseudo」に聞こえて、意味は「偽物」という意味になります。

相手「Are you real one?」(あなた本物ですか)

須藤さん「Yes, I am sudou(pseudo)」(はい、私は偽物です)

というコントのような会話になる可能性があります。

 

近畿大学も大変ですね。

有名な話ですが、近畿(kinki)は英語のkinky(変態)という音によく似ているので、よく笑われます。

そのため、近畿大学では英語表記名を Kindai-University にしているそうです。

でもこれだと「近畿大学大学」になるんじゃあ・・・。

 

いい意味になることもあり、

工藤は「kudos」(すばらしい)というように聞こえます。

相手を讃えるとき、「Kudos to ○○ !!」とか言います。

ですから、「Kudos to Kudo」とかだと「工藤さんのおかげでうまくいった。」という意味になります。