班長は外出中

 

Honchoはもともと日本語

英語(というかアメリカ語)を勉強しているといろんな言葉に出くわします。この前英語の記事を読んでいて、「Honcho」という言葉がでてきました。全く意味がわからず、スペイン語かなと綴りだけで判断したのですが、なんとこの言葉・・語源は日本語でした。

思わぬ言葉が日本語から英語になっていることがわかってびっくりしたものです。どうやら第二次大戦中あるいは戦後に日本軍の会話を米軍の担当者が観察していて、「班長」→「hancho」→「honcho」ということで、チームのリーダーに当たる人のことを「honcho」というようになったそうです。こうやって言葉って取り込まれていくのですね・・・。

アメリカ人の先生に聞いたところ、割と普通に使う言い回しで、チームのリーダー役のことを指すそうです。

 

Head honcho ? 

英語にはchief honcho や head  honcho なる言葉もあるそうです。これだと squad leader leader という意味になるのですが、アメリカ人はきづいていないようです。アメリカ人の先生はある程度日本語がわかるので、本国で head  honcho という言葉が一般化しているのがおかしくて時々笑っていたそうです。

 

「ハンチョウ」と言えば・・・

私などは「ハンチョウ」という言葉を聞くと、某漫画で主人公を騙す、腹黒おじさんをイメージするのですが・・・

 

 

 

知っておくと便利な会話表現

他にも、学校で習わないけど結構使う英語表現です。

 

・drop the ball            ・・・致命的なミスをする

・pull a rabbit out of the hat ・・・なんとかして問題を解決する

・tooth and nail        ・・・全身全霊で(努力する)

・tidbit             ・・・ちょっとの (a mouth of ◯◯)

・dish out          ・・・痛めつける (他にもいろんな意味があります)

・days are numbered     ・・・長くは生きられない

・off the top of one’s head   ・・・思いつきで言う

・head over heals       ・・・ひっくり返る→頭が下になる→深くはまる→物事にのめり込む

・blow ~ out of water           ・・・痛い目にあわす、打ち負かす、ギョッとびっくりさせる