発達障碍の方のための相談機関

おそらくほとんどの方がご存知だとは思いますが、念の為。

まずは児童福祉センターの発達相談所

お子様が18歳未満なら、まずは児童福祉センターの発達相談所に相談されるのがよいでしょう。経験のある先生なら、本人とお話したり、親御さんとの面談をしたりして、そこからどのような状態なのかすぐに状況を理解して適切な助言をしてくれるはずです。

注:南区、伏見区の方は、第2児童福祉センターを利用することになります。児童福祉センターの主な機能として、「児童相談所(いわゆる児相)」と「発達相談」の2つがあるのですが、どちらもあまりに案件が多くてパンク状態でした。以前は発達障碍のお子さんの相談などは、2回目の相談は2年後(!)とかいう時期もありました。そこで、南区と伏見区の担当だけ第2児童福祉センターを設立して、少しでも負担を分散させようとしています。それでも児童福祉センターの発達相談などは「1ヶ月、2ヶ月」待ちが当たり前の状態がまだ続いています。

(組織図をみていただいたらおわかりの通り、児童福祉センターの組織の下に、児相と発達相談がある形になっています。児相はやはり虐待の問題の対応が一番大きな問題で、案件上その対応に多くの人的資源が割かれてしまうという現状がありますが仕方がありません。)

気になった方は早めに予約を入れておくのも手でしょう。

 

京都市在住の方は「かがやき」

  • 18歳以上の方
  • 就労支援や相談支援などの支援
  • 京都市在住

18歳以上の方で、就労支援などを含めた包括的な支援を必要な方は、「かがやき」を利用してみるのもひとつの手です。

どこが優れているとか劣っているとかいうことではなく、発達障碍の当事者あるいは保護者の方にとっては、相談相手や利用できるサービスを複数持っておいたことがいいことがあります。単に実際の解決する手立てを確保するだけでなく、心理的安心感にもつながります。

 

京都府在住の方は「はばたき」

京都市以外の京都府在住の方は「はばたき」を利用されることになります。

  • 相談(発達・生活・就労等)
  • 助言・支援
  • 心理判定
  • 支援機関の紹介
  • 情報提供等

などのサービスが受けられます。

こちらは年齢は問われません。