「ディスる」はもともと英語(diss)です。

 

他人と共通の土俵で話すことができない

発達凸凹の人でも、特にアスペルガー障害の傾向が強い人は、物事に対して非常に強いこだわりをもち、さらにそれを他人に説明したりすることが苦手な人が多いです。さらに、自分にとって当たり前なことが他人にとっては当たり前ではない、逆に自分にとっては当たり前ではないことが他人にとっては当たり前、というような客観性(間主観性)に乏しいので、他者と共通の理解、土俵でコミュニケーションをとるのが苦手な人がいます。

自分が好きな漫画、アニメ、スポーツのデータ、学問的な意見、政治・宗教的な信条、などを他人からみたら全然理解できない自分だけの文脈で言い続けるので、聞いている人は理解できません。

現実の世界ではなかなかうまくコミュニケーションできない人は、たいていはネットの掲示板等で自分のこだわっているスペックとかを話の方向性をまったく持たせずに延々と語り続けることになります。

 

アメリカでも一緒

このような傾向は海の向こうのアメリカなどでもまったく同じで、自分のこだわりを延々と書いたり、自分の理解できない意見を言っている人に対してずっとしつこく粘着して攻撃する、という行動をとっています。

アメリカではこのような人のことを、

 

sperg

 

あるいはこのような人がネット等でしつこくこだわりを語っている様子を

sperg out

と言います。

 

spergの語源

spergという言葉はアメリカのネット用語で(多分)辞書で調べてもでてきません。

spergという言葉は

Asperger’s Syndrome(アスペルガー症候群)から来ています。

Asperger の sperg  だけを抜き出した略語or スラングなのでしょう。

 

ネットの世界でよくあること

よくあることですが、ネットで本人のこだわっているオタク的な知識をずっと語っている人のことを、他の者が掲示板で

「こいつsperg(アスペルガー障害)だ」

とバカにしていて、そのバカにしている人もその言動やしつこさから明らかにアスペルガー症候群をもっている人がいます。

つまりアスペルガー症候群同士がネットでお互い攻撃しあっているんですね。

 

こういうところろは日本とまったく同じです(泣)