外国人が日本で生活する際の悩みごとについて

 

ダンボールや新聞紙ってどこに捨てたらいいの?

私がいつも英語を習っている英会話の先生から「ダンボールや新聞紙ってどこに捨てたらいいの?できれば地球環境のためにリサイクルしたいんだけど」と相談をうけました。

そして、住んでいる地域の自治体に相談したところ、要領を得ない、誠意がない反応でがっかりしたそうです。

一般に京都市などは新聞紙やダンボールなどの回収は自治体の業務には含まれていません。

そして、それらの回収は地域のPTAや自治会の人たちが回収してくれることが多いです。

そこで、はたと気が付きました。外国人に自治会やPTAの活動について説明して、かつそれらの人とつながるのは非常にハードルが高いということに。

一般の外国人はそのような団体があることはほとんど気が付かないし、気がついたとしてもどのようにつながったらいいかわからないです。

 

外国人にとっては(日本人にとっても)難しい、地域社会との距離感のとり方

もしかしたら回覧板などが回ってくる町内だとそのような情報が書いてあったり、あるいは相談に応じてくれる委員がいるかもしれません。

ただし、地域社会の崩壊でそのような町内会的互助システムがないところもあります。

あるいは、そのような町内会的なシステムに入ることからできるだけ逃げたいという人もいるでしょう。例えば煩雑で無意味なしきたりが多い地域だと、そのような町内会に入るだけで、しんどいだけで持ち出しばっかりの活動に参加させられるかもしれません。ですから、その先生の奥さん(日本人)などは自治会に入るのに二の足を踏むかもしれないのです。たとえ新聞紙の回収等の情報が自治会の回覧板にしか書いてなくて、そこ経由でないと処分できなくても、リスクを考えると入るのをためらうかもしれません。

さらに善意でやっているボランティア団体とうさんくさい業者との違いを見分けるのは、外国人にとっては非常に難しいでしょう。

資源価格が高騰していたときは、明らかにうさんくさいトラックが、ボランティア団体が回収する前の早朝に奇襲のように現れて、指定の場所に置いてあった資源を回収していったことがありました。

 

日常業務の説明こそ英語でできるようになりたい

こういった事情を今の私の英語力では言うことができなくて、自分の英語力のなさを痛感しました。

このレベルのことをスラスラ英語で説明できるようになりたいなあ・・・